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同じではない!?ヨガとヨーガの違い

ヨガに似た言葉にヨーガというものがあります。

正確にいうと、ヨガもヨーガも語源は同じですが、日本に入ってくる由来が違っていて、だんだんと違いが出てくるようになりました。
具体的に言うと、もともと宗教での修行の一貫だったそうですが、その精神面、つまり静的な部分と動作として確立されている動的な部分が別々に発達したものになります。
現在行われているヨガはその両方の特色をひくものになります。

今回はその違いと、ヨガに伝わる根本の考え方を解説します。

ヨガとはどういうもので何を理想像とするのか

ヨガとはサンスクリット語で「つながり」を意味する言葉です。
具体的に言うと、心と体が繋がっている状態で、呼吸や姿勢を意識して、そこにリラックス効果を取り入れて心身共に緊張をほぐしていきます。

コンセプトは調和、心と体の統一、バランスで、これは体の状態もそうだし心の状態でも当てはまります。
なのでポーズをとるときには瞑想も入ります。
そうしながら姿勢と動作のゆがみを治し、補助的に食事内容を見直すことで栄養状態の過不足を改善し、心も体も健康にすることで精神面の不安定さからくる欲や、感情の浮き沈みや不安定さを落ち着かせます。

ヨガを行うことによって、生活面でも心に余裕がうまれ生活習慣の改善にもつながり、それはまた体の筋肉や内臓、神経系など日頃負担がかかっているところのケアにもつながり、ヨガと共によりよい効果をもたらすのが理想です。

全体の調和を意識して行うことこそが1番のヨガのメリットです。
自分達が行う際にも、その点は常に意識したいものです。

ヨガとヨーガの違いは厳密にいうと由来にある

ヨガについて細かく見てきましたが、ヨーガの違いは何かというと、ヨガのことをヨーガと発音するインストラクターもいるという具合です。

語源はサンスクリット語から来る言葉と言いましたが、その言葉をそのまま伝えたい、というのが率直な思いだそうです。
聖典の中にある思いと、それを伝える伝統を重んじたいという気持ちから来ます。
ちなみに、ヨガをする人のことをヨーギといいます。

聖典、伝統と言いましたが、由来は古代インド発祥のヒンドゥー教の修行として行なわれたものです。
経典には5世紀の「ヨーガ・スートラ」というものはあり、心身を鍛錬することによって肉体を制御し、精神を統一しようという伝統的、宗教的な行いのひとつでした。
したがって、体を動かすというより、瞑想などに重きを置く静的なものです。

あえてヨーガとの違いを指摘するとしたら、ヨガはアメリカ経由で入ってきたものらしく、その修行の中でも動的なものに焦点を置いているもので、そこがより効率的に体を整える方向によりシフトしていったものだということになります。

静的、動的な動作から心身のリラックスを得るのが本当の狙い

では、ヨガとヨーガでは由来に違いがあるといいましたが、もう少し細かく見てみたいと思います。

静的なヨガには、まるで仏教の十戒のように、禁戒、勧戒、座法、調気法や呼吸法を伴ったプラーナ調御、制感、感覚制御、精神集中、瞑想、静慮、三昧といった基本精神があるそうです。
心を落ち着かせるとは、案外難しいことなのかもしれません、見方を変えたら、今世間で行われているのは呼吸法を取り入れるなど、体の動きから入ることで忙しい現代人にも取り入れやすくしているのかもしれません。

動的なヨガは、修行の動作のなかでも、坐禅であったり呼吸法であるように意識を集中させる方にシフトしていて、インストラクターの知識や現代人の体の悩みにあった動きの開発でこの今のヨガにたどりついたのだと思います。

この、静的な要素も動的な要素も含めて一種のスポーツとして体系されているのが今のヨガであり、なので、ヨガとヨーガは厳密には違いますが混在して使う方も多い、という状態と言えます。

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