シルクサスペンションで腹筋はどのくらい鍛えられる?

最近話題になっている空中エクササイズの中でも、比較的新しいものであるシルクサスペンション。空中で行うことで独特な浮遊感を感じつつストレッチを行うエアリアルヨガと似ているため、あまり筋トレの効果がないのではないかと思う方もいるでしょう。今回は、シルクサスペンションでどれだけ腹筋が鍛えられるのかについてリサーチしました。具体的なポーズや、翌日に疲れを残さないためのポイントなども合わせて紹介していきます。

腹筋への負荷は?

シルクサスペンションでは、どれだけ腹筋に負荷をかけることができるのでしょうか。このエクササイズは、専用のハンモックと2本のサスペンションを用いて空中で行います。これらの道具を用いて空中で様々な体勢を取ることができるので、特に負荷をかけたい場所を自由に決めることができます。特に腹筋に負荷をかけたい場合には、腹筋に対する負荷がよりかかる体勢でトレーニングを行うことができるので、かなりの負荷をかけることができます。

そもそもシルクサスペンションは、普通に行っても体幹が鍛えられるエクササイズです。体幹とは、頭や首、腕や足以外の胴体の部分のことです。もちろんこの体幹には腹筋も含まれているため、特に腹筋に強化した内容でなくとも負荷はかなりかかります。ただし、空中で行うため、通常の筋力トレーニングよりも他の場所に負荷をかけることなく行えるのがメリットであると言えます。例えば、シットアップと呼ばれる通常の上体起こしでは尾てい骨や腰に痛みを感じる場合には、そういった部位に負荷をかけずにトレーニングを行えるので便利です。

シルクサスペンションではどこが一番鍛えられるの?

シルクサスペンションでは、一番どの部分が鍛えられるのでしょうか。このエクササイズでは、主に体幹が鍛えられます。

体幹という言葉は、聞いたことはあっても具体的にどこなのか分からないという人も多いでしょう。この体幹は、主に人間の身体の胴体の部分にある全ての筋肉を指します。腹筋や背筋などはもちろんのこと、腕や足の付け根にある関節の筋肉なども含まれています。

この体幹を鍛えることで、身体全体のバランスが良くなり、安定性が増します。日常生活において姿勢が良くなったり、運動時に怪我を予防したりというメリットがあります。また、腰痛や背中の痛みは総じて身体の歪みが原因になっています。特に長時間のデスクワークや、座る時に脚を組む癖がある場合などは身体が歪んでしまっていることが多いものです。体幹を鍛えることで、こういった身体の歪みが改善され、腰痛などの予防にもなります。

シルクサスペンションでは、身体の一部または全てが空中に浮いた状態でエクササイズを行います。このため、身体は自然とバランスを取ろうとし、それによって普段は使わない筋肉を使うことができます。これによって体幹が鍛えられると言うわけです。

腹筋に効くポーズ

シルクサスペンションにおいて、腹筋を鍛えるためにはどのようなポーズが効果的なのでしょうか。具体的なポーズをご紹介していきます。

まずは、地面に肘を着き、両足首をサスペンションで釣り上げた状態で行うプランクです。この体勢から、膝を引き寄せます。プランクの姿勢だけでもかなり腹筋に負荷がかかりますが、更に膝を引き寄せることでより一層の負荷を与えられます。プランクで両膝を同時に引き寄せる動きは、通常の地上で行う筋力トレーニングではまず不可能なものです。このエクササイズ独特の動きと言えます。

先ほど紹介した肘着きプランクの体勢から、パイクをするのも腹筋に対する効果が高いポーズです。パイクとは、地面で行う通常の筋力トレーニングにおいては両手両足を伸ばした状態で床に着き、お尻を高く上げた体勢で行います。この状態で通常行うトレーニングとして有名なのは、腕立て伏せです。シルクサスペンションで腹筋を鍛える場合には、肘を地面に付けた状態から、吊られている足をピンと伸ばしお尻を高く上げるようにします。これによって使われる主な筋肉が腹筋になります。

かなりきついエクササイズとしてテンドンストレッチがあります。ストレッチと名が付いているのであまりきつそうなイメージはないですよね。このエクササイズでは、両足を伸ばして地面に座る時のような体勢で両手をお尻の横に着きます。その状態で、サスペンションで足首を持ち上げます。手だけで身体を支えた状態で、お尻を着いている手よりも後ろに動かします。この時、揺れや反動などでお尻を動かすのではなく、あくまでも腹筋を意識して動かすようにするのがポイントです。

最後に、ダイナミックなエクササイズであるフリップアンドフライをご紹介します。ハンモックとサスペンションを使い、ハンモックで頭をやや下にした宙づりの状態になります。両手に持ったサスペンションのハンドルを押すことで、脇腹が鍛えられます。この時にきちんと脇腹の筋肉を意識することができないと、腰が反ってしまい余計な負担がかかってしまいます。

翌日に疲れを残さないために

シルクサスペンションでは、体幹やインナーマッスルなど普段の生活では使わない筋肉を多く使ってエクササイズをします。そのため、エクササイズ後に疲れが出てしまうこともあります。せっかく健康になるためにトレーニングをしているのに、疲れが翌日に残ってしまうのでは意味がないですよね。では翌日に疲れを残さないためには、どのようなことに気を付けたら良いのでしょうか。

翌日に疲れを残さないためには、第一に適切なクールダウンが欠かせません。通常の筋力トレーニングと同じように、シルクサスペンションでもクールダウンは必ず行うようにしましょう。シルクサスペンションで行うクールダウンには、ハンモックを使って行うストレッチがあります。エアリアルヨガなどと近い動きですが、サスペンションの支えがある分よりダイナミックなポーズでストレッチができます。例えば、完全に逆さになった状態で大の字に手足を伸ばすポーズなどがあります。インストラクターは必ずエクササイズ後のストレッチも行いますので、スタジオで行う場合にはしっかりとストレッチを行いましょう。

また、翌日に疲れを残さないために意識したいのが無理なトレーニングは控えることです。普通の生活ではしないような姿勢や動きを多くするエクササイズであるため、身体にはより一層の負荷がかかっています。過度なトレーニングは控え、慣れてきたらエクササイズの種類や行う時間を増やすように心掛けましょう。

まとめ

シルクサスペンションは、体幹を鍛えるエクササイズとして知られています。この体幹には当然腹筋も含まれるため、腹筋を鍛える効果も期待できます。エクササイズの中には、特に腹筋を鍛えるためのメニューもあり、重点的に鍛えることも可能です。

シルクサスペンションで行う動きは、通常行うものとはかなりかけ離れているため、翌日に疲れが出てしまうこともあります。エクササイズ後に行うストレッチでのクールダウンや、無理なエクササイズを行わないことなどを意識して、健康的な身体づくりに励みましょう。