シルクサスペンションとエアリアルヨガ、ピラティスの違いは?

最近話題になっている、空中で行う新感覚エクササイズ。代表的なものとして、エアリアルヨガやシルクサスペンションが挙げられます。またこれらに負けず劣らず人気なのがピラティスです。テレビ番組で特集が組まれるなど目にする機会も多く興味も湧きますよね。しかしこれらの具体的な違いが分からないと、自分にはどれが合っているのか分かりませんよね。そこで今回は、これら3つのエクササイズの特徴や難易度についてご紹介していきます。

何がどう違うのか

シルクサスペンション、エアリアルヨガ、ピラティスの違いは何でしょうか。まずは空中エクササイズの代名詞とも言える、エアリアルヨガから見ていきましょう。エアリアルヨガはその名の通り、宙に浮いた状態で行うヨガのことです。ハンモックのような布で身体を支えながらヨガのポーズを取ります。基本的には空中で行っているだけで内容としてはヨガなので、ストレッチなどで筋肉をほぐします。また、普段は感じることのできない浮遊感を感じられるので、よりリラックス効果を得ることができます。

ピラティスは、骨盤や背骨を意識しながら行うエクササイズです。身体のバランスを整え、同じエクササイズを繰り返し行うことでインナーマッスルを鍛えます。このエクササイズの特徴は、とにかく動き続けていること。エアリアルヨガとの一番の違いはその点であると言えます。エアリアルヨガは空中でヨガのポーズをキープしますが、ピラティスではひたすらエクササイズをし続けます。より筋力アップが望めるエクササイズです。

シルクサスペンションは、先述のエアリアルヨガとピラティスを合わせたようなエクササイズです。シルクサスペンションは空中で行うため、エアリアルヨガに近いものと考えられがちです。確かにシルクサスペンションでは、エアリアルヨガと同じようにハンモックを使って空中でポーズを取ります。ただし、ヨガとの違いは単にポーズを取った姿勢をキープするだけでなく、バランスを取りながら体幹やインナーマッスルを鍛えるトレーニングもするということです。このエクササイズの内容は、空中ピラティスと表現すべき運動量なのです。

体感を鍛えられるのは?

エクササイズなどをしていると、よく耳にするのが体幹という言葉です。ヨガやピラティスについて調べていると特に目にする機会も多いでしょう。そもそも体幹とはどこなのでしょうか。体幹とは、身体の胴体の部分のことです。腹筋や背筋、腕や足の付け根の関節部分の筋肉なども体幹に含まれます。この体幹を鍛えることで、筋肉のバランスが整い、身体の安定性が高まります。

では、シルクサスペンション、エアリアルヨガ、ピラティスの中で体幹を鍛えることができるのはどのエクササイズなのでしょうか。結論から言えば、これら3つ全てで体幹を鍛えることができます。シルクサスペンションとエアリアルヨガの2つは、ハンモックで空中に浮いた状態で行うため、身体が自然とバランスを取ろうとします。これによって体幹が鍛えられます。

一方でピラティスでは、身体の癖や歪みを矯正しながら繰り返し運動を行います。この時に体幹も鍛えられるため、正しい姿勢でインナーマッスルを鍛えることができます。同時に一般的な筋トレで鍛えられるような筋肉も付くのが特徴です。

ピラティスとエアリアルヨガとの違いは?

ピラティスとエアリアルヨガの違いとは何でしょうか。この2つの大きな違いは、まず行う場所にあります。ピラティスは基本的に、通常のエクササイズと同じく地上で行います。一方でエアリアルヨガは、ハンモックで身体を支えながら空中で行います。

ピラティスでメインとなるのは、身体を動かして行う筋力トレーニングです。基本的には自分の身体のみを用いて行い、背骨や腰など歪みの出やすい場所を意識しながら行います。身体の歪みを矯正しつつ、インナーマッスルを鍛える動きをします。同じ動きを何度も繰り返し、正しい姿勢や身体の使い方ができているのかに重点を置きます。ピラティスは続けることで目に見えた変化が出ることで知られています。正しい身体のバランスで行う運動によって鍛えられる筋肉が、代謝も促し、落ちにくい場所の脂肪も落としてくれます。芸能人やモデルが積極的に取り入れているのも、短期間で目に見えた成果が出やすいということが理由でしょう。

エアリアルヨガでは、ハンモックで空中に浮き、その状態でヨガのポーズを行います。地上で行うヨガよりも自由度が高く、普通なら行えないポーズで身体のストレッチができるのが特徴です。また、ハンモックを使っているからこそ感じられる独特な浮遊感は、かなりのリラックス効果をもたらします。一見すると通常のヨガよりも難易度が高そうに思えますが、ハンモックで身体が固定されているため安心してポージングができます。ずっと動き続けるピラティスと違い、ゆったりと動いてポーズをキープするため、どちらかと言えばストレッチ的な要素が強いのが特徴です。

難易度で順番をつけると

シルクサスペンション、エアリアルヨガ、ピラティスに難易度で順番を付けるとどうなるでしょうか。当然ながらそれぞれが異なったエクササイズ内容であるため、一概に比較するのは難しいのですが、あえて順位を付けるとすれば一番難易度が高いのはシルクサスペンションでしょう。次がエアリアルヨガ、一番難易度が低いのがピラティスであると言えます。

空中に浮きつつも、ポージングを保つことに重点を置いているエアリアルヨガと違い、シルクサスペンションでは空中で姿勢を保ちながらピラティスのような筋力トレーニングを行います。慣れるまではかなり大変だと言えるでしょう。もちろん難易度は自由に設定できるので、初心者がいきなり難しい内容に挑戦することはありません。

次に難易度が高いエアリアルヨガにおいては、やはり難しさを感じるポイントとして空中でバランスを取ることが挙げられます。ヨガは瞑想の手段やリラックス方法としても取り入れられますが、まず空中での感覚を掴むのに苦労して気を抜けないという方も多くいらっしゃいます。

最後に一番難易度が低いピラティスは、地上で行うことに加えて無理のないエクササイズ内容になっています。激しい運動をずっと行うというわけでもなく、重要なのは筋肉の使い方を意識することなので、初心者でも行いやすくなっています。

どれがどういう人に向いている?

この3つのエクササイズは、それぞれどういう人に向いているのでしょうか。

シルクサスペンションは、元々がリハビリを起源としているため、身体に無理な負荷をかけずに筋力をつけたいという人におすすめです。また、通常のヨガよりも筋力トレーニングの要素が強く、痩身効果が期待できるため健康的に痩せたいという人にも向いています。

エアリアルヨガは、身体のストレッチを行いたい人におすすめです。独特な浮遊感は大きなリラックス効果をもたらすため、身体の凝りが気になる人に向いています。また、精神統一や瞑想などを行いたい場合にも適しています。

最後にピラティスは、インナーマッスルとアウターマッスルの両方を鍛えることができ、痩身効果が望めるためダイエットをしている人に向いています。特別な柔軟性なども必要がないため、身体が固い人でも行いやすいのが特徴です。

まとめ

話題になっているものの、いまいち違いが分からないシルクサスペンション、エアリアルヨガ、ピラティス。これらは全て体幹を鍛えることができるエクササイズですが、内容には大きな違いがあります。それぞれに難易度も違い、何を目的とするかによっても選ぶべきエクササイズが違ってきます。

自分の身体能力はもちろん、何を目的としてエクササイズを行うのかによって、無理なく目標を達成できる自分にぴったりの方法を探してみてくださいね。